診察室より(2016年初冬)

春、夏、秋、冬と、四季のある日本。

近頃は温暖化や、異常気象のせいか、とても過ごしやすい春や秋の季節が短くなっているような気がします。

暑い夏から一変、急に寒くなったり、そうかと思えばまたジメジメした厚さがぶり返したり。。。

 

人でも参ってしまうような季節変動の中、気候の変化に敏感な動物たちはより影響を受けているようです。

 

10月の半ばあたりから、胃腸系のトラブル、下痢や軟便、または食欲不振や嘔吐、などの症状をあらわす犬や猫がとても多く受診されます。

その流れは、12月に入った今でも続いています。

 

胃腸系は、とくに副交感神経の支配を受けているので、例えば日照時間の変化などにはとても敏感です。

日照時間に合わせて、気温の方も暑い夏からだんだんと涼しくなり、やがて寒さが増してくるというような従来の季節の変化であればまだしも、近頃のように、昨日まで暑かったのに急に寒くなり、それも数日間でまた厚さがぶり返す。。。というようなおかしな気候では、身体の方がついていけなくなるのも当然です。

そしてその結果、胃腸系のトラブルを起こしている動物たちが非常に多いように思います。

 

もし、ご家庭のワンちゃん・ネコちゃんにそのような症状があるようであれば、ひどくなる前に病院にご相談ください。

 

獣医師 臼井