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2022年5月7日(土)






子犬ちゃんを新しく飼った方で、お困りの方が多いのは「子犬ちゃんのいたずら行動」です。

子犬ちゃんは目新しいものを見つけると、匂いを嗅いだり、舐めたり、口に入れたりして確認します。

そのため、家の中のものが次々に噛んでボロボロにされてしまう・・・なんてことが起こってしまう方もいるのではないでしょうか?

ただ、このような子犬の破壊行動は本能による、ごく自然な探索行動になります。

また、歯の生え変わりの時期に不快感から破壊行動をする子もいますが、こちらも正常な成長過程であり、この行動をなくすことはできません。

 

では、どのように対処したらよいのでしょうか?

 

①毎日噛んでもよいものを与える。

 

 噛む行動をやめさせるためには、まず本能のはけ口を作る必要があります。

噛んでも壊れないおもちゃや、デンタルガムなどを与えると良いと思います。

注意点として、これらのものを与えるときは必ず丸呑みしないかの確認をするようにしてください。

 

 

 

②環境整備を徹底する。

 

 犬の届く場所に噛んでほしくないものは一切置かないようにしてください。

家具など動かせないものを噛んでしまう場合は、ビターアップルなどの商品もあります。

 

 

③人の日用品をおもちゃとして与えない。

 

 いらなくなったタオルやスリッパなどをおもちゃとして与える方がいますが、人の日用品を噛む習慣は作らない方が良いです。

これらをおもちゃとして与えると、新しいものでも噛む傾向を作ってしまうことがあります。

 

 

 

④口にしているものを無理やり取り上げることを繰り返さない。

 

 無理やり取り上げることを繰り返すと、やがて何かを口にしているときに飼い主に見つかると、逃げたり隠れるようになってしまいます。

さらに口にしているものを取られないように飲み込んでしまったり、取り上げようとすると唸ったり噛んだりするような問題になってしまうこともあります。

緊急の場合を除いて、子犬が口にしているものを無理やり取り上げることはしてはいけません。

好物と交換したり、おもちゃを与えるなどしてさりげなく取り上げます。

ただし、この方法を頻繁に繰り返すと、好物をもらうために色々なものを口に入れるようになることがあるので、緊急時の対処法としてください。

 

 

⑤ちょうだいの練習をする。

 口にしているものを合図に飼い主に渡してくれるようなトレーニングを日頃からしておきましょう。

 

 

 

 

 

以上が一般的な対処法になります。

ちょうだいのやり方などを含めて不明点があれば、しつけのご相談をすることもできます。詳しくはこちらから

お困りのことがありましたら、スタッフまでお声掛けください。

 

 

看護師 城戸

 

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