⚠ ノミダニ繁殖季節、到来!!
ノミダニ予防は春夏だけだと思っていませんか?
実は春と秋にノミ・マダニの繁殖はピークを迎えます。
<ノミ・ダニはどこからくるのか>
ノミ・ダニはやぶや草むらなどに生息していて、植物の葉の先で動物が通るのをじっと待っています。そこへお散歩中のわんちゃん・ねこちゃんが近づくと、飛びついて体表に寄生します。
ノミ | ダニ |
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<症状>
ノミ・ダニが寄生すると、皮膚が炎症を起こして痒くなることがあります。
また吸血をするため、大量に寄生すると動物が貧血を起こすこともあります。
さらに、ノミ・ダニは多くの感染症を運んでくることがあります。
その中にはわたしたち人間にも感染するものもあるため、わんちゃん・ねこちゃんのためだけでなく、飼い主様ご自身のためにも、1年を通してきちんと予防することが重要です。
<治療・予防>
感染を予防すること、そして感染したノミ・ダニを早期に駆虫することが大切です。
ノミ・ダニは気温が13℃以上であれば活発に活動することができるので、遅くても暖かくなってくる4~5月頃にはノミ・ダニの予防を始める必要があります。
しかし、冬でも暖かい室内ではノミ・ダニは1年中活発に活動していますので、通年での予防をお勧めしています。
当院では、おやつタイプの食べる予防薬と、スポットタイプの体に付ける予防薬を取り扱っております。
お気軽にスタッフまでご相談下さい。
■どんな病気?
犬には、胸からお腹にかけて左右5対の乳腺があります。その乳腺の一部が腫瘍化し、しこりができる病気が乳腺腫瘍です。メス犬では最も多い腫瘍の一つです。
乳腺腫瘍には良性と悪性があり、悪性の癌である確率は約50%と言われています。
■原因
乳腺腫瘍が起こる原因ははっきり分かっていませんが、性ホルモンの影響、乳腺障害(乳腺炎等)、肥満によってリスクが高まることが報告されています。
中でも、最も強く関連している「性ホルモン」の影響については知っておく必要があります。
■こんな症状がみられたら病院へ!!
乳腺にできたしこりの大きさや増殖スピードは自宅での『触診』がとても重要になります。乳腺にしこりをみつけたらまず病院で相談しましょう!
以下の場合は悪性の可能性が高くなるので要注意です
① しこりが大きい
② 急速に大きくなる
③ 出血などしこりに炎症を伴うもの
避妊手術とは
卵巣や子宮を摘出し、妊娠を防止することが目的の手術です。
避妊手術 | |
メリット |
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デメリット |
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去勢手術とは
精巣を摘出する手術のことです。
去勢手術 | |
メリット |
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デメリット |
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避妊・去勢手術をする最大の目的はで未然に病気を防ぐことです!
「手術」と聞くと不安に感じる飼い主さんもいらっしゃると思いますが、ワンちゃん、ネコちゃんの健康のために必要な手術です。まずは獣医師に相談した上で、手術をご検討くださいね。
当院の避妊・去勢手術についてご不明な点がありましたら、こちらをご参考にしてください。
獣医師 五味