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犬の乗り物酔い🚘
2021年4月6日(火)
  • 犬も人間と同じ様に乗り物に酔う

車酔いの原理は人間と同じです。少し難しいお話になりますが、耳の奥にある平衡感覚やバランスを整えるための「三半規管」が車の揺れで刺激され、車酔いが起こります。

この三半規管は、成犬よりも子犬の方が未熟なため、子犬の方が比較的車酔いしやすいと言われています。

 

  • 犬の車酔いの原因

車内のニオイや揺れなどが車酔いの原因です。また、普段とは異なる環境にストレスを感じ、車酔いを引き起こす場合もあります。

原因は様々ですが、車酔いは車に慣れてくると改善できることも多いのです。

 

  • 犬の車酔いの症状

軽度の車酔いの症状・サイン

・大量のよだれや鼻水が出る

・震えたり、落ち着きがなく、そわそわする

・あくびをする

・鳴いたり、吠えたりする

 

重度の車酔いの症状・サイン

・嘔吐

・下痢

 

  • 対処方法

犬の様子がいつもと違うと感じたら、できるだけ早く休憩をとりましょう。

嘔吐してしまった場合、車から降ろして外の空気を吸わせてあげましょう。

 

  • 犬の車酔いを防ぐための対策

車に乗る直前は食べさせない

胃の中を空にしておいた方が吐き気を催しにくいです。

長時間の移動をしなければならない時は、出発前の食事量を普段より減らして目的地に着いてからゆっくり与えるなどの工夫をしましょう。

 

クレートに入れて移動する

クレートが1番安定しますし、安全です。また、窓を開けて外の空気を取り込んであげるのも一つの方法です。

 

こまめに休憩をとる

途中で休憩時間をはさみ、車から降ろして気分転換をさせてあげましょう。

 

酔い止めを使う💊

車に乗る前に犬用の酔い止め薬を飲む方法があります。病院スタッフにご相談ください。

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