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2023年5月10日(水)

実は皮膚トラブルで動物病院に来院するワンちゃんはとても多く、短期間で治療が終了するものから生涯治療を続けていく必要があるものまで、かゆみの原因となる病気の種類はさまざまです。

特にかゆみは飼い主が気付きやすい症状の1つで、かゆみの程度も少し掻いてる程度から睡眠の妨げになることもあり、不愉快に感じている子もいます。

今回はご自宅でチェックして欲しいこと、ケアについてお話します。

 

病院に連れていく前、治療中にしておくと良いチェック🏥

病院に連れて行ったほうがよいのかな…と悩むときもあるかもしれません。少しのかゆみであれば、1日程度様子を見て、それでもかゆみが続く、悪化しているようであれば来院されると良いでしょう。
また、次の項目をメモしておくと診断の手助けとなることも多いです。
いつからかゆい?どこがかゆい?
どんな時に掻く?
かゆみの程度は?
フードの内容(おやつも含めて)
かゆくなる前にフードの種類を変えたり、いつもと違う食べ物を与えていないか
ノミダニ予防の有無、薬の種類
シャンプー剤の種類とその頻度
同居している動物やご家族には症状はないか
 

自宅でできる皮膚ケアのポイント🐩

そもそも「かゆみ」を起こさないためにはどうしたらいいでしょうか? 自宅での皮膚ケアのポイントをご紹介します。

■皮膚のチェック

被毛を掻き分けて地肌をチェックしましょう。特にお腹や股は、おしっこなどの排泄物で汚れてしまっていたり、蒸れて症状が出やすい場合がありますが、見落としがちです。欠かさずチェックするようにしましょう 。

■皮膚を清潔に

・ブラッシング
被毛の生え変わる季節(春と秋)は特に重要です。毛艶をよくするだけでなく、皮膚の異常に早期に気づけることもありますので、普段からわんちゃんとのコミュニケーションの一つとして継続をしましょう。

・シャンプー
一般的な頻度は1ヶ月に1回程とされていますが、皮膚のコンディションによって、使用するシャンプー剤や頻度は異なります。気になる症状がある場合は、獣医師に相談をしましょう。

・保湿

保湿をすることで皮膚のバリア機能が強化されます。特に空気が乾燥する季節はお部屋の湿度にも注意しましょう。

■外部寄生虫の予防

ノミやダニなどの寄生虫が皮膚のかゆみの原因となる場合もあります。人が持ち込んでしまう場合もありますので、完全な屋内飼育であったとしても予防をしっかり行いましょう。

 

かゆみの原因は様々です。原因など詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

それぞれの病気によって、症状や治療法も異なります。適切な検査を行い、原因をつきとめるためにも、家でのご様子のメモやお話が重要になってきます。また、治療にあたるためにも、家でのケアが必要になります。早めにかゆみを取り除いてあげられるように早期診断・治療してあげることが大切です。

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