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2021年7月13日(火)

■ワクチンとは?

ワクチン接種は伝染病を予防する・重症化させないために必要なものです。

子犬は母犬の母乳を飲むことで母犬が持っている免疫を譲り受けることができ、致死率の高い病気から身を守ることができます。しかし、その効果は生後2-3ヶ月間しか続きません。そこで、伝染病にかかりにくくするため、ワクチンの接種が必要になります。

 

■ワクチン接種の流れ

初年度:生後6〜8週齢に1回目⇨1回目より3〜4週間後に2回目⇨2回目より3〜4週間後に3回目

その後は1年に1回の追加接種

 

■ワクチンの種類

5:犬ジステンパー、犬パルボウイルス感染症、犬アデノウイルス感染症、犬パラインフルエンザ

種:5種+犬レプトスピラ感染症

(さらに…)

2021年3月20日(土)

・どんな病気

狂犬病は、狂犬病に感染した動物に噛まれて感染します。犬以外にも人間を含めたほぼ全ての哺乳類に感染し、ほぼ100%死亡するたいへん恐ろしい病気です。

日本では撲滅されている病気ですが、ここ数十年未発生な国は約10か国と少なく、世界のほとんどの地域では依然として発生が多いです。

 

・症状

(さらに…)

2019年6月3日(月)

■どんな病気?
「フィラリア」とは、「犬糸状虫」という素麺のような糸状の寄生虫の1種です。
犬や猫は、フィラリアに感染した蚊に吸血されることで感染します。
フィラリアは、成長すると長さ10~30cmにもなり、肺動脈や心臓に寄生します。
多数寄生することで、血液の流れが妨げられ、様々な障害発生し、放置する事で死に至るとても怖い病気です。

 

■どんな症状が出るの?
・咳が出る
・呼吸が荒い
・ふらつく
・食欲がない
・元気がない
・お腹が膨らんできた
・尿が赤くなる

 

■フィラリア症になってしまったら?

主な治療法は以下の3つです。

 

①手術  

頚部の血管から特殊な器具を挿入して心臓に寄生した成虫を摘出します。

ただし、手術をしてもダメージを受けた血管や心臓は元通りにならないので、完治は見込めません。

②対象療法

積極的な成虫の駆除をせず、症状を軽減する処置をし、成虫の寿命を待ちます。

③薬で駆除

心臓に寄生した成虫を駆除する薬を飲みます。

しかし、成虫が心臓で死ぬことにより血管に詰まると重篤な症状に至る事があります。

 

いずれもフィラリア症に対する治療には危険や負担が伴います!!

このため、フィラリア症に治しては予防がとても大切です。

 

■フィラリア症を予防するには?


毎月1回、予防薬を投薬しましょう!!


<注意!>


①投薬を始める前に血液検査を受けましょう!

 

犬のフィラリア症の初期症状は、無症状であることが多く外からの症状では気付く事ができません。このような状態で予防薬を投薬してしまうと、フィラリアの死骸が血管に詰まってしまい、犬はアレルギー反応やショック症状を起こす可能性があり非常に危険です。

 毎年血液検査を受けて、フィラリアが感染していないことを確認してから投薬を始めてください。


②蚊を見かけなくなった後も投薬が必要!


千葉県では、毎年411月頃にかけてが蚊の活動シーズンになります。
フィラリア症予防薬は体内を移行している幼虫を駆除する事でフィラリアの心臓寄生を予防する薬です。

蚊が活動を開始して1ヶ月後に投与をすることで、それまでに感染した幼虫は心臓に到達する前に十分に駆除することが可能です。逆に蚊を見かけなくなった12月まで投薬を行わないと、11月に感染したフィラリアの幼虫を見逃す可能性がでてきます。

蚊の活動シーズンが終わった1ヶ月後までしっかり駆虫することが大切です。

 

予防薬には、錠剤タイプ、おやつタイプなどの経口薬や、背中につける塗布薬があります。

 

詳しくはスタッフまでご相談ください。

 

獣医師 橋田

2018年10月5日(金)

 ノミダニ繁殖季節、到来!!

ノミダニ予防は春夏だけだと思っていませんか?

実はにノミ・マダニの繁殖はピークを迎えます。

 

<ノミ・ダニはどこからくるのか>

ノミ・ダニはやぶや草むらなどに生息していて、植物の葉の先で動物が通るのをじっと待っています。そこへお散歩中のわんちゃん・ねこちゃんが近づくと、飛びついて体表に寄生します。

 

 

ノミ ダニ
  •  実際のサイズは3mm程
  •  ノミは、約3mm程度と小さく、毛の間を逃げ回ります。探しても、ノミ自体よりも「糞」が見つかることのほうが多いです。
  • 実際のサイズは5~10mm程
  • ダニ(マダニ)は、成長段階や吸血の有無によって、大きさだけでなく形も変化します。ワンちゃん、ネコちゃんの目の周りや、耳に寄生していることが多いです。

 

<症状>

ノミ・ダニが寄生すると、皮膚が炎症を起こして痒くなることがあります。

また吸血をするため、大量に寄生すると動物が貧血を起こすこともあります。

さらに、ノミ・ダニは多くの感染症を運んでくることがあります。

その中にはわたしたち人間にも感染するものもあるため、わんちゃん・ねこちゃんのためだけでなく、飼い主様ご自身のためにも、1年を通してきちんと予防することが重要です

 

<治療・予防>

感染を予防すること、そして感染したノミ・ダニを早期に駆虫することが大切です。

ノミ・ダニは気温が13℃以上であれば活発に活動することができるので、遅くても暖かくなってくる4~5月頃にはノミ・ダニの予防を始める必要があります。

しかし、冬でも暖かい室内ではノミ・ダニは1年中活発に活動していますので、通年での予防をお勧めしています。

当院では、おやつタイプの食べる予防薬と、スポットタイプの体に付ける予防薬を取り扱っております。

お気軽にスタッフまでご相談下さい。

2018年10月1日(月)

避妊手術とは

 卵巣や子宮を摘出し、妊娠を防止することが目的の手術です。 

 

  避妊手術
 メリット

 

  • 望まれない仔犬・仔猫の出産の防止         
  • 卵巣疾患(嚢腫・腫瘍など)、子宮疾患(蓄膿症・腫瘍・内膜症など)の予防
  • 偽妊娠状態を無くすことによるストレス予防
  • 早期の避妊手術による乳腺腫瘍の発生率を低下                  → 乳腺腫瘍についてはこちら
 デメリット

 

  • 手術や麻酔による影響
  • 基礎疾患が減少することによる肥満傾向
  • 極稀に、縫合糸に反応する場合や、毛質が変わる、尿失禁等を起こすことがあります

 

 

去勢手術とは

 精巣を摘出する手術のことです。

 

  去勢手術
 メリット

 

  • 精巣腫瘍、前立腺肥大、肛門周囲の腫瘍、会陰ヘルニアの予防
  • ケンカ等の攻撃行動の抑制
  • マウンティング(犬)、尿スプレー(猫)の抑制
  • ストレスの軽減
 デメリット

 

  • 手術や麻酔による影響
  • 基礎疾患が減少することによる肥満傾向
  • 極稀に、縫合糸に反応する場合や、毛質が変わる、尿失禁等を起こすことがあります

 

 

避妊・去勢手術をする最大の目的はで未然に病気を防ぐことです!

 

「手術」と聞くと不安に感じる飼い主さんもいらっしゃると思いますが、ワンちゃん、ネコちゃんの健康のために必要な手術です。まずは獣医師に相談した上で、手術をご検討くださいね。

 

当院の避妊・去勢手術についてご不明な点がありましたら、こちらをご参考にしてください。

 

獣医師 五味

 

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