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❅ 冬を快適に過ごそう ❅
2023年12月16日(土)

 

本年も残すところあとわずかとなりました⛄

今回はこれから向かう寒さに向けて「ワンちゃんの冬の過ごし方」についてお話します!

 

汗腺の発達が乏しく、夏の体温調節が難しいワンちゃんですが、冬には比較的強いと言われています。しかし、人と室内で暮らす中で暖房下のヌクヌクとした環境に慣れてしまい、寒がりさんになってしまうことも多くなっているようです。

寒いこの時期、どのような点に注意してあげれば良いのか…。免疫力の落ちる寒い冬を快適に過ごさせてあげましょう✨

 

室内での注意点

1,急激な気温差に注意

お出掛けの時など、室内の暖かい場所と寒い外気との急激な気温差に注意しましょう。

特に心臓疾患をもつワンちゃんでは、急激な気温差による血圧の変化により心臓への負担が大きくなり、突然死に繋がることがあります。お散歩の前には玄関などの比較的に外の気温と近い所で、少し身体を慣らしてから外に出ると良いでしょう。

 

2,部屋の乾燥に注意

乾燥は、ワンちゃんの皮膚や気管支に影響を与えてしまうことがあります。

加湿器や霧吹きを使う、お水をはった容器や濡れたタオルなどを部屋に置いておく等の工夫をして頂き、適度な湿度を保つようにしましょう。

 

3,ワンちゃんの目線に合わせる

ワンちゃんは人間と比べて、部屋の低いところで生活をしています。冷たい空気は低い所に流れるため、足元が暖まるように工夫をしてあげましょう。また、エアコンから出てくる風が直接ワンちゃんに当たらない様に、噴出口の位置にも注意します。

 

4,低温火傷に注意

ホットカーペットなどの暖房器具を使用する時は、自分の意思で自由に移動ができるようにしてあげて下さい。タイマーを利用したり、設定温度を低めにするなど気をつけてあげる必要があります。また、ストーブ等での火傷や、電気コード類をかじらない様にも気を付けて下さい。カバーをしたり、物理的に近づけないようにすると良いでしょう。

 

5,換気をする

空気の換気が悪くなりがちです。窓を開けて換気を良くし、二酸化炭素中毒にならないように気をつけましょう。

 

 

屋外飼育の注意点

1,北風や冷たい雨、雪からの逃げ場所を用意する

小屋の屋根を広くしたり、周囲に囲いをしたり、小屋の床面に毛布を敷いたりするなど、ワンちゃんが身を守ることができるような工夫をしてあげましょう。

 

2,太陽の温もりを感じさせてあげる

小屋の位置を移動するなどして、日中の日当たりが良い時間で日向ぼっこができるようにしてあげましょう🌞

 

通常、寒い時期は動物のカロリー要求量は高くなります。屋外飼育のワンちゃんの場合、温暖な時期の10%~20%増しのエネルギーを要求すると言われていますが、室内の温かい環境の中だけで過ごしているのに増量した食餌を与えてしまうと、冬太りにつながってしまいます🐕

動物の種類や体質、飼育環境と運動量によって異なるので、その子の状況に適した食餌量を調節してあげましょう🍚

 

また、寒い時期はどうしても水分量が不十分になりやすく、脱水や泌尿器系のトラブルも起こしやすくなります。いつでも新鮮なお水を飲めるように工夫してあげて下さいね!

 

いよいよ冬本番の寒さがやってまいります。くれぐれもご自愛いただき、皆様が良い年をお迎えになられますことを心よりお祈り申し上げます☆彡

                                          二瓶

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