痒みの強さ
『痒み』という症状に頻繁に遭遇するにもかかわらず、『どれくらい痒いのか』を客観的に評価するのがとても困難です。
今回は痒みの評価についてお話しします。
痒みは客観的に判断しづらい?
実際に痒みを抱えている子の診察時に、『痒みの場所、いつから、食事や環境の変化の有無、予防歴』はすぐ伝えられますが、『どのくらい痒いですか?』と聞かれた時にどう答えて良いか分からないことがあると思います。
これは痒みという症状が、客観的に表現するには漠然としているからなのですが、評価基準がないと飼い主さんも獣医師も困ってしまいます。
痒みの評価基準PVAS
そこで、痒みの評価基準として僕たちはPVASスコアというものを使用します。
PVAS(Pruritus Visual Analog Scale)は10段階で評価し、痒みのスコアがどこにあるかを差してもらうという評価方法です。

この評価方法のメリットは飼い主さんが直感的に決めていただけるので分かりやすい、という点です。
さらに、この方法は痒みを継続治療していく際にも治療効果の評価として使用できます。
例えば、治療開始前にPVASスコアが8だった子が、治療開始後に4になっていたら治療効果が出ていることがはっきりと認識できます。
最後に
今回は痒みの評価についてのお話をしました。
痒みを抱えている子は少なくありませんが、どれくらい痒いのか、また治療によってどの程度軽減されたのかを本人が話してくれないので評価するのが最も難しいのです。
言葉を話すことができない動物の痒みの程度を飼い主が代わりに伝えられる方法を知っていただけると幸いです。
最近常に掻いているや皮膚に赤みやブツブツ湿疹がある時は皮膚炎の可能性があるので当院までご相談ください🐶🐱
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