郵便配達の人に吠える、窓の外に見える人や自転車に吠える、散歩中にすれ違う人や犬に吠える…など、ワンちゃんの無駄吠えに悩んでいるご家族もいるでしょう。
無駄吠えとは、吠える必要のない場面で吠えることです。犬にとって“吠える”という行動はごく自然な行動ですが、それが人間にとって都合が悪い、対応に困る場合に“無駄吠え”と解釈されます。
以前は犬を番犬として庭で飼う家庭も多くありましたが、最近では大型犬もコンパニオンアニマルとして室内で一緒に暮らす人が増えました。こうした背景があるなかで、都会の集合住宅に住むご家族にとって、長い時間大きな声で吠えている無駄吠えは問題になることが多く、なんとか吠えるのをやめてほしい、と考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は米国獣医行動学専門医行動学担当の入交 眞巳先生による無駄吠えの原因や対処法をお伝えいたします。
このたび能登半島を震源とする大規模地震により犠牲となられた方々に心よりお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々、どうぶつ達に心よりお見舞い申し上げます。
我々の動物病院が位置する関東地方においても、首都直下型地震や南海トラフ地震といった大規模災害が近い将来起きる可能性は低くないと言われています。
災害時の物資や避難所の設備等はどうしても人間が優先になってしまうため、どうぶつ達に対する災害時の支援はまだまだ手厚いとは言えないのが現状かと思います。
そんなときに大事なのが、普段からの防災用品の備えです。
この機会にぜひご自宅の防災備蓄品を確認してみてください。
【常に備えておくと良いもの】
☑︎ 食べ慣れているお食事、飲料水
☑︎ ペットシーツやビニール袋などのトイレ用品
☑︎ キャリーケース(そのまま寝床として使用できるハードケース)
☑︎ 常備薬(特に持病のある子)
☑︎ 毛布などの防寒具
最低でも上記のものは少し日数に余裕を持って備えておきましょう。
ペットシーツはバケツやビニール袋と合わせることで人間用の非常トイレとしても活用することができます。
そのほかにも備えておくと安心なものはたくさんあるので、NPO法人「全国動物避難所協会」理事長の奥田先生が監修された記事をご紹介しておきます。
ご興味のある方はぜひ読んでみてください!