郵便配達の人に吠える、窓の外に見える人や自転車に吠える、散歩中にすれ違う人や犬に吠える…など、ワンちゃんの無駄吠えに悩んでいるご家族もいるでしょう。
無駄吠えとは、吠える必要のない場面で吠えることです。犬にとって“吠える”という行動はごく自然な行動ですが、それが人間にとって都合が悪い、対応に困る場合に“無駄吠え”と解釈されます。
以前は犬を番犬として庭で飼う家庭も多くありましたが、最近では大型犬もコンパニオンアニマルとして室内で一緒に暮らす人が増えました。こうした背景があるなかで、都会の集合住宅に住むご家族にとって、長い時間大きな声で吠えている無駄吠えは問題になることが多く、なんとか吠えるのをやめてほしい、と考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は米国獣医行動学専門医行動学担当の入交 眞巳先生による無駄吠えの原因や対処法をお伝えいたします。
この季節特有の気をつけるべきことがいくつかあります。事前にしっかり知っておいて予防してあげてくださいね!
①熱中症☀️
夏の危険!といえば熱中症を真っ先に思い浮かべる方もいるでしょう。人のように犬猫は汗をかいて体温を下げることができずに熱が体にこもりやすいため、注意が必要です❗️
熱中症のリスクを減らすには次のことに気をつけてください!
また、パグやフレンチブルドッグなどの短頭種や、元々寒い地域で生活しているハスキーなどの北欧犬は熱中症になりやすいため、より注意が必要です。
また、心臓や呼吸器の病気を患っていたり、肥満であることもリスクとなります。
②誤食や食べ過ぎ🍖
また、普段食べ慣れてないものを食べたり、食べ過ぎにより胃腸炎を起こすことがあります。
絶対に与えてはいけない食材はタマネギ、長ネギです。加熱しても犬にとっての有毒物質は変わらないため、注意してください。
③花火🎆
しかし動物にとって、大きな音は恐怖の対象でもあります。中には、花火の音が聞こえると震える、不安でウロウロする、キャンキャン鳴く、パニックになるといった行動をとる子がいます。
特にパニックに陥った場合、開いている窓から飛び出してしまうことがあるので、自宅の近所で花火大会がある日は把握しておき、戸締りはしっかりしましょう。
さいごに
夏のイベントにまつわるものから日常のお散歩にも潜むものまで、さまざまな危険があることが分かりましたね☀️さらに詳しく知りたい方はこちらもご覧ください💁♀️
なんとなく知っているだけでも危険を回避できるタイミングも多いと思います!
ここでお伝えしたことを意識しながら、ワンちゃんネコちゃんと一緒に夏の楽しい思い出をつくってくださいね🌻
今日は動物病院のスタッフも気になる、『人気犬種ランキング2022』を紹介します🐶
毎年、ペット保険のアニコム損害保険株式会社が「家庭どうぶつ白書」1)というペットに関するデータや統計を発表しています💡
今回は品種ランキングと、他の種類と比較してその品種によく見られる疾患のお話です🩺
詳しくはこちらから
暑い時期、連日熱中症のニュースを見聞きしますね💦
熱中症は人間だけではなく、実はわんちゃん猫ちゃんもなります🐶🐱
わんちゃん猫ちゃんは全身毛で覆われている、また一部でしか汗をかけない性質もあるため、熱中症になるリスクが上がります🥵
■熱中症とは?
体温調節機能が働かなくなり、高体温状態、脱水になることで生じる全身疾患です。
気温や湿度が高かったり、気道にトラブルがある場合は、水分がうまく蒸散できず、体温が下がりません。
高体温状態が続くと、身体を作っている蛋白質が変性し、様々な臓器の機能に障害が出ます。
また、脱水により、水分と塩分が全身に届かなくなり、さらに障害が生じます。
- 犬も人間と同じ様に乗り物に酔う
車酔いの原理は人間と同じです。少し難しいお話になりますが、耳の奥にある平衡感覚やバランスを整えるための「三半規管」が車の揺れで刺激され、車酔いが起こります。
この三半規管は、成犬よりも子犬の方が未熟なため、子犬の方が比較的車酔いしやすいと言われています。
- 犬の車酔いの原因