【看護師blog】犬、猫の肥満
だんだんと気温が下がり、寒さを感じる季節になりましたね🍂
運動するのが億劫な季節だからこそ、ワンちゃん、ネコちゃんの体重管理が大切です!
今回は、犬猫の肥満についてご紹介します!
肥満の基準
【行動・仕草】
・ガニ股で歩くようになる
・お姉さん座りをするようになる
・散歩に行かなくなる、おもちゃなどで遊ばなくなる
【ボディ・コンディション・スコア(BCS)】
適正体重かどうかを判断する5段階もしくは10段階の評価基準です。
チェックポイントは、肋骨・背骨・くびれになります。
当院では、5段階で評価しています!
BCS3/5が適正体重です!
実際におうちの子でチェックしてみましょう🐩🐈
【チェック1】 横から見て、触ってみよう💡
立った状態のワンコを、横から見てみてください。
下っ腹の部分は、くびれて上に持ちあがっていますか?
実際に下腹部を手で持ち上げる様に触っていくと、より分かりやすいです。
【チェック2】 上から見て、触ってみよう💡
同じくウエスト部分をチェックです。
あばらから下腹部にかけて、適度にくびれはありますか?
ここでも、両手で、肋骨部分から腰にかけて撫でる様に触ってあげることで、より分かりやすいです。
【チェック3】 肋骨を触ってみよう💡
チェック2と同じ様に、上から両側の肋骨を触ってみましょう。
肋骨は触れますか?またはゴリゴリと浮き出ていませんか?
長毛種の場合は毛の下に手を入れ、チェックしてあげてください⚠️
肥満は様々なリスクを引き起こします。
肥満が引き起こすリスク
・様々な病気の引き金になる→例 糖尿病 心臓病など
・麻酔や投薬によるリスクの増加がある
原因
・食事の量が多い
・おやつの与えすぎ
・運動量が少ない
・内分泌・代謝などの病気→上記の原因以外に異常なほど食欲があったり、今までと変わらない食事量なのに、体重が増えてしまう場合は、病気が隠れている場合があります。
些細なことでも気づいたら、お早めにご相談くださいね🐾
ワンちゃんのダイエット方法については、こちらをご覧ください😊
好きなものを食べてほしい、美味しいそうに食べてくれるのでご飯をあげてしまう気持ちもあるかもしれませんが、ワンちゃんやネコちゃんの健康や長生きのために、肥満には注意しながら、過ごしましょう🐕️🐈️
看護師 飯島