【看護師blog】お薬の飲ませ方💊
今年も早いもので残り1か月となりました❄
皆さんにとってどんな1年だったでしょうか?
動物たちも怪我をしてしまったり、体調を崩してしまうと投薬が必要になる時があります。お薬を嫌がって飲んでくれない!と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は投薬方法についてご紹介します!💊
1.ご飯に混ぜる
飼い主様にも動物たちにも負担がない方法になります。
全体に混ぜるのではなく、ご飯の前に少量のご飯に混ぜて与えるようにしましょう!
ドライフードだと薬だけ上手く避けてご飯だけ食べる賢い子もいるため、ウエットフードやちゅーるなど柔らかいご飯に混ぜるのがおすすめです😊
粉薬や液剤の場合は薬がついた可能性のあるご飯は全部食べてもらわないといけないので普段から選り好みをする子は注意が必要です。
2.投薬補助食品を使用する
投薬用に作られたちゅーるや投薬補助食品がいくつかあるので当院で販売している商品を一部ご紹介します!✨
ご飯に混ぜると時も同様ですが、投薬補助食品を使用する際は薬を入れずに食べるかどうか数粒試してからお薬を混ぜるようにしましょう!初めから混ぜて与えてしまうと警戒して食べなくなってしまうことがあります。
それでも薬だけ出してしまう、苦みがある薬の場合はオブラートに包んであげると薬の味やにおいを軽減してくれます。
3.直接口に入れる
素直に口を開けてくれる子は直接口の中に入れて投薬できますが、咬まれる心配があったり、直接口の中に入れるのは難しい…という方もたくさんいらっしゃると思いますので今回は別の方法をご紹介します!
・水に溶かしてスポイトやシリンジで口に流し込む
錠剤をすりつぶして少量の水に溶かし、スポイトやシリンジで直接口の中に流し込みます。
錠数が多い場合でも粉にして溶かすことで1回の投薬で済みます!
ですが、水に溶かすと口全体に味が広がるので苦い薬などは苦く感じてしまうこともあります。猫ちゃんは苦味に敏感で苦い薬を飲むと泡を吹いて全部吐き出してしまうことも…
その場合は水ではなく、ちゅーる等に溶いてあげてみるのも1つの方法です。
少し工夫をするだけで投薬が楽になったり、動物たちも飼主様もストレスなく投薬できるのでその子に合った投薬方法を見つけていけたらいいですよね!
どうしてもうまく投薬できない場合などはお気軽に当院にご相談ください😊
看護師 石井