シニア期の過ごし方シリーズ10~シニア期の便秘~
人間と同様にわんちゃん猫ちゃんも腸のぜんどう運動が鈍くなることで、便秘になることがあります。
特にシニアの動物たちは老化に伴い身体が衰え、便秘になりやすくなります。

【便秘になる原因】
①食事量の低下
シニア期になると基礎代謝の減少により、必要とするカロリーが減り、食事量が自然と少なくなります。その結果、便の量が減り、便秘になりやすくなります。
②水分摂取量の低下
食事量の低下だけでなく、水を飲む量も減少してきます。水分不足により、便が硬くなり便秘を引き起こします。
③運動量の低下
体力の衰えにより運動量が減ると、腸の動きも低下します。
④加齢による筋力の衰え
筋力の衰えは、排便時のいきむ力に影響します。そのため、便が滞り、便秘の原因となります。
【便秘の対処法】
①食事と水分
食物繊維の多い食事に変更することで腸内環境を改善します。
腸内ケアやダイエット用のフードには食物繊維が多く含まれてます。また、サツマイモやカボチャ、リンゴなども効果的ですが、取りすぎには注意しましょう。
また、なかなかお水を飲んでくれない子には、ふやかしフードやウエットフードを使って水分摂取を心がけましょう。
②運動
腸の動きや筋力を鍛えるために、適度な運動をしましょう。
体調や基礎疾患に合わせて無理ない範囲で運動やお散歩をしましょう。
③マッサージ
腸のぜんどう運動を促すため、お腹を優しくマッサージします。
まず最初に、マッサージ前に両手を温めておきましょう。
お腹は犬の急所であり、冷たい手でいきなり触れると愛犬がビックリしてマッサージを拒否してしまいます。
愛犬を仰向けに寝かせたら、ヘソを探しましょう。
ヘソは胴体のちょうど真ん中あたりで、周辺と比べて少しだけ毛が薄くなっているのが特徴です。
見付けたら、ヘソを中心にして円を描くように、手のひらで優しく撫でてあげましょう。お腹からお尻に向かって便通を意識して行うことが大切です。

【まとめ】
今回紹介した便秘解消法は、便秘が軽症であれば効果が期待できます。
しかし、重度の便秘のときは、薬の処方や処置が必要な場合もあります。
また、「腸閉塞」や「ヘルニア」など、重大な病気が隠れている可能性があります。
愛犬、愛猫の様子ををよく観察して、異変を感じたら早めに病院で診察を受けましょう。
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