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こんなときどうする?家でできる下痢の時の対処法💡
2023年9月13日(水)

 

下痢は日常よくみられる消化器症状の一つですね。

季節の変わり目などはよく遭遇しやすくなります。

下痢と一言でいっても、原因は様々で緊急性の高いものから低いものまで非常に多くの病態が存在します。

ここでは、下痢をしたときに家でできる対処法についてお話したいと思います。

 

 

■下痢の原因について

・ごはん(食事の変更)

・ストレス(留守にしていた、ホテルに預けていたなど)

・誤食(盗み食いをしたなど)

・病気(膵炎、肝炎など)

 

 

■下痢の時どれくらい様子をみてもいいの?

 

 

様子をみてもよい下痢

 

・下痢以外の症状がない

・食欲元気がいつも通りある

    

様子をみるのは1〜2日まで!!

下痢が治まらなかったり、嘔吐・食欲元気の低下があればすぐに病院を受診しましょう

 

 

 

様子を見ない方がよい下痢

 

・下痢を頻繁に繰り返す

・便に血がまじる

・嘔吐がある

・食欲元気が低下

  ⬇
すぐに病院へ!!

 

■家でできる対処法

 

 ①絶食(半日ほど)

  胃腸を休めるため、絶食しましょう。

  ただし、子犬・子猫では絶食は禁忌です。

  脱水や低血糖になりやすいため、早期に病院を受診しましょう。

 

 ②ごはん(消化の良いもの)を少量頻回にわけて与える

  消化の悪いドライフードは数日はNG

  消化の良いものとして、ウェットフードやおかゆ、ささみなどを与えるのも一つです。

 

 家での対処法を実施しても判断に迷うときは、病院を受診しましょう

 

■病院へ受診する前に準備するとよいもの

 

 ①今までの症状を記載したメモ

  いつから下痢が見られるか(下痢の形状や色)

  元気・食欲はあるか

  嘔吐はあるか

  きっかけとなる心あたり(ストレス、食事を変更した、盗み食いしたなど)

 

 ②下痢便(とっても大事!!)

  糞便検査からは様々な情報が得られます。

  乾燥を防ぐために、容器やビニール袋、ラップに包むなどして持っていきましょう。

 

下痢についてもっと詳しく勉強したい方はこちらも参考にしてくださいね。

大きなお便り、下痢について

 

 

 

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