【病気について】猫の尿道閉塞

尿道閉塞とは、尿道が塞がれることで膀胱から尿が出なくなってしまう状態です。
一般的には、涼しくなり飲水量・尿量が少なくなる冬に発生することが多いですが、夏でも発生しないわけではありません!
症状
- 何度もトイレに行くが尿が出ない・少ない
- 排尿時に痛そうに鳴く
- 触ろうとすると嫌がる(痛がる)
こういった症状は膀胱炎などでもみられることがありますが、さらに悪化すると…
↓
- 吐くことが増える
- 食欲が落ちる
- 元気がなくぐったりする
あっという間に全身状態が悪くなってしまいます。
さらに、腎臓に大きな負担がかかる「急性腎障害」や、高カリウム血症による「不整脈」など
短時間で命に関わる緊急性の高い状態に陥る可能性もあります。
原因は?
- 結石や粘液・粘膜などが詰まる
- 尿道が炎症で腫れたり、膀胱内に腫瘍があったりなどして塞がる
- ストレス
などがあります。
特にオスの猫ちゃんでは、尿道が1~2mmと細く、さらに長くカーブしているため
メスの猫ちゃんと比べると発生率が高いです。

もしも尿道閉塞になってしまったら…
様子を見て明日…ではなく、なるべく早く病院を受診してください!
血液検査等で状態を確認し、
- 閉塞解除処置(尿道にカテーテルという管を入れます)
- 注射治療(鎮痛剤、抗生剤、消炎剤など)
- 点滴治療
- 尿道カテーテル留置(再閉塞を防ぐため)
などの治療を実施します。
また、上記の治療だけでは治せない場合には、手術を行うこともあります。
まとめ
猫ちゃんの尿道閉塞は、昨日までいつも通り元気だったとしても急に発生する可能性のある緊急疾患です。
日頃から猫ちゃんの様子をよく見ていただき、少しでもいつもと違うかな?と思ったら早めに病院にご相談ください。



