ブログ|習志野市で動物病院をお探しの方は幕張ICから車で5分、新習志野どうぶつ病院まで

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2023年8月9日(水)
夏は外で過ごすレジャーやイベントも多く、みんなで楽しい思い出ができる季節ですね🌻
この季節特有の気をつけるべきことがいくつかあります。事前にしっかり知っておいて予防してあげてくださいね!
 

①熱中症☀️

夏の危険!といえば熱中症を真っ先に思い浮かべる方もいるでしょう。人のように犬猫は汗をかいて体温を下げることができずに熱が体にこもりやすいため、注意が必要です❗️
熱中症のリスクを減らすには次のことに気をつけてください!

●屋内、屋外ともに涼しくて風通しの良い場所を確保してあげてください
●常に清潔な飲み水を用意してください
●散歩に行くタイミングは早朝または深夜、涼しい時間帯にしましょう
●車や暑い部屋に放置しないでください
●よだれ、落ち着きがない、ぐったりしている、激しいパンティング(犬)などの熱中症を疑うような症状が見られる場合は、すぐに動物病院に連絡してください🏥

また、パグやフレンチブルドッグなどの短頭種や、元々寒い地域で生活しているハスキーなどの北欧犬は熱中症になりやすいため、より注意が必要です。

また、心臓や呼吸器の病気を患っていたり、肥満であることもリスクとなります。

 

②誤食や食べ過ぎ🍖

野外でのバーベキューはこの季節ならではのイベントです。普段なら絶対にあげないのに、ちょっと目を離した隙の盗み食い…ついうっかり与えてしまった…などあるかもしれません。

また、普段食べ慣れてないものを食べたり、食べ過ぎにより胃腸炎を起こすことがあります。

絶対に与えてはいけない食材はタマネギ、長ネギです。加熱しても犬にとっての有毒物質は変わらないため、注意してください。

また、骨付きの肉トウモロコシの芯も、食道や腸で詰まってしまう危険性があるため要注意です。
 

③花火🎆

打ち上げ花火は大きな音と共に華やかな光が夜空に広がる、これぞ夏の風物詩ですね。
しかし動物にとって、大きな音は恐怖の対象でもあります。中には、花火の音が聞こえると震える、不安でウロウロする、キャンキャン鳴く、パニックになるといった行動をとる子がいます。
特にパニックに陥った場合、開いている窓から飛び出してしまうことがあるので、自宅の近所で花火大会がある日は把握しておき、戸締りはしっかりしましょう。
 

さいごに

夏のイベントにまつわるものから日常のお散歩にも潜むものまで、さまざまな危険があることが分かりましたね☀️さらに詳しく知りたい方はこちらもご覧ください💁‍♀️

なんとなく知っているだけでも危険を回避できるタイミングも多いと思います!
ここでお伝えしたことを意識しながら、ワンちゃんネコちゃんと一緒に夏の楽しい思い出をつくってくださいね🌻

2023年2月8日(水)

今日は動物病院のスタッフも気になる、『人気犬種ランキング2022』を紹介します🐶

毎年、ペット保険のアニコム損害保険株式会社が「家庭どうぶつ白書」1)というペットに関するデータや統計を発表しています💡

今回は品種ランキングと、他の種類と比較してその品種によく見られる疾患のお話です🩺

詳しくはこちらから

2022年8月10日(水)

暑い時期、連日熱中症のニュースを見聞きしますね💦

熱中症は人間だけではなく、実はわんちゃん猫ちゃんもなります🐶🐱

わんちゃん猫ちゃんは全身毛で覆われている、また一部でしか汗をかけない性質もあるため、熱中症になるリスクが上がります🥵

 

■熱中症とは?

体温調節機能が働かなくなり、高体温状態、脱水になることで生じる全身疾患です。

気温や湿度が高かったり、気道にトラブルがある場合は、水分がうまく蒸散できず、体温が下がりません。

高体温状態が続くと、身体を作っている蛋白質が変性し、様々な臓器の機能に障害が出ます。

また、脱水により、水分と塩分が全身に届かなくなり、さらに障害が生じます。

(さらに…)

2021年4月6日(火)
  • 犬も人間と同じ様に乗り物に酔う

車酔いの原理は人間と同じです。少し難しいお話になりますが、耳の奥にある平衡感覚やバランスを整えるための「三半規管」が車の揺れで刺激され、車酔いが起こります。

この三半規管は、成犬よりも子犬の方が未熟なため、子犬の方が比較的車酔いしやすいと言われています。

 

  • 犬の車酔いの原因

(さらに…)

2019年1月28日(月)

どんな病気?
陰部から子宮に細菌が入り込み、子宮内に膿がたまり、炎症をおこす病気です。
たまった膿で子宮が破裂したり、細菌が出す毒素が全身に回ると最悪、死に至るケースもある病気です。
未避妊の6歳以上の犬で起こりやすいです。発情出血(生理)後1-2ヶ月に多発します。

 

症状

・陰部より血や膿がでてくる(でない場合もあり) ・いつもより発情出血(生理)が長い
・食欲・元気がない ・吐き気・下痢などの消化器症状
・お水をよく飲む ・おしっこがよくでる
・お腹が張ってくる  

 

診断
レントゲン、エコー検査で液体貯留した子宮を確認します。
血液検査では白血球や急性炎症のマーカーが増加します。
状態が進行していると、腎数値や肝数値の上昇や貧血を起こすこともあります。

 

治療
手術による治療

全身麻酔をかけて、手術により膿の溜まった子宮・卵巣を摘出します。
細菌からでる毒素が血液にのって全身に回り、多臓器不全が起きる場合もあり、点滴や抗生物質を注射するため、数日は入院が必要になります。

正常な卵巣・子宮 子宮蓄膿症

内科的治療

高齢などの理由で手術ができない場合に点滴や抗生剤の注射や膿を排出させる注射などで治療することはあります。ただし、この治療で改善しないこともありますし、仮に改善したとしても、再発する恐れがあるので、注意が必要です。

 

予防
避妊手術(卵巣・子宮摘出術)を行うことが大切です!

 

                             獣医師 五味

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